第6章: ERP解析¶
第5章 — イベントとエポック化からの続きです。
クリーンなエポックが手元にある状態で、この章ではそれらを平均して事象関連電位を作り、その結果を眺めます — MNE-PythonトラックのERP解析の章でコードとして扱われているのと同じ最終ステップです。
誘発反応をプロットする¶
- Plot → Plot Evoked... は現在のエポックをチャンネルごとに単一の誘発波形へと平均し、それをプロットします — コードでの
epochs.average()に続くevoked.plot()に相当するGUI操作です。 - Plot → Plot Evoked Comparison... は、2つの条件(2つの別々のエポック選択)から得た誘発反応を同じ軸上に重ねて表示します。ターゲット刺激と標準刺激の違いを見るときなど、条件間の差を探す通常の方法です。
- Plot → Plot Evoked Topomaps... は選んだ時刻における誘発反応の頭皮上の分布を示し、P300やN400のような成分が期待どおりの位置でピークを迎えているかを確認するのに役立ちます。
単純なERPを超えて: ERSP/ERD-ERS¶
問いが平均波形そのものではなく、時間経過にともなうパワーの変化である場合、Plot → Plot ERDS Maps... と Plot → Plot ERDS Topomaps... は事象関連スペクトル摂動(event-related desynchronization/synchronization、ERD/ERSとも呼ばれます)を計算します — 通常のERP平均に加えてMNELABがサポートする、補完的な時間-周波数の視点です。
結果をエクスポートする¶
File → Export は、現在のデータセット(生データ、エポック、あるいは誘発反応)をFIF、EDF、EEGLAB、BrainVision形式で書き出し、イベント、アノテーション、不良チャンネルのリストも一緒に保存されます。MNE-Pythonでの作業を続けるつもりなら、FIFが自然な選択です。それはまさに、最後となる次の章の内容です。